5月, 2009年
シーカヤック&テレマークスキー 2
2009-05-14
ひたすら藪をこぎ続ける。
この向こうには大雪原があることを信じて。
展望が開けた瞬間に目の前に広がっていたのは雪原ならぬ濃い藪であった。
相棒は私の意欲がポキリと折れる音が聞こえたと言う。
帰りがけに残り少ない残雪の斜面を無理やりスキーで滑降して既成事実を作る。
初滑降か?
帰りは奥利根湖をあちこち寄り道。
場所によってはまだまだ雪が多い。
遠方に白い山々。
また次の冬おいでをわれわれを誘っていた。
シーカヤック&テレマークスキー 1
2009-05-14
上越平ヶ岳を目指して奥利根湖を進む。
シーカヤックにテレマークを積み込み、湖の最深部まで航海。
氷山ならぬ残雪が浮かぶ中をパドルを漕いで行く。
気分はもう探検家。
限界まで航行して上陸。
水長沢尾根のすぐ側まで遡行。
尾根取り付き直下まで行くが水長沢の激流に阻まれる。
尾根上陸目前にして断念。
水長沢尾根経由平ヶ岳ワンデー、日帰りの夢は消えてしまった。
翌日は水長沢手前の尾根を代わりに登る。
尾根上部にスキー向けの大雪原があるはずだと信じて、今度は藪をこぐ。
恐ろしく濃い藪と背中のスキーの相乗効果がこたえる。